よくあるご質問

【診察・治療について】

どのような症状の人が受診していますか

眠れない、眠気が強い、気持ちが落ち込む、パニックになる、不安やいらいらするという方が多く来院されています。そのほか、めまい・動悸・ふらつきなどのからだの症状があるのに、内科的には異常がないと言われた方も受診されています。

初めて受診する時は、どうすればよいですか?

まずはクリニックにお電話を下さい。その上で、ご予約をお取りください。初診では30分の時間をかけておりますので、空いている時間帯にご予約をお入れいたします。その際に特別なご事情があれば、ご相談ください。

診察にはどのくらいの時間がかかりますか

はじめての時は30分~60分程度、2回目以降の受診時は(病状によって異なりますが)だいたい5~7分程度です。

どのくらいの期間、通院することが必要ですか

状態や診断によって大きく異なるので一概には言えません。1~数回で終了することもあれば、病状により月単位、年単位の長期間となる場合もあります。こうした場合は、焦らず根気よく治療をしながら、より健康的な生活を取り戻していただくことが大切です。

通院していることを周囲に知られたくないのですが

医療機関には守秘義務がありますので、個人情報が漏れる心配はありません。たとえご家族や勤務先からの問い合わせであっても、ご本人の許可なくお答えすることはありません。

カウンセリングなど薬以外の治療はやっていますか

臨床心理士によるカウンセリングを行っています。必要に応じて認知行動療法などの手法も取り入れています。
また、リワークサイコドラマ、らむずなどの集団プログラムを行っています。

予約がなくても受診できますか

初診・再診の方ともに、原則として予約制とさせていただいています。
緊急の場合にはこの限りではありませんが、予約の状況によって、長時間お待ちいただくことがあります。受付まで、お電話でお問い合わせください。

本人が受診できないので、家族が代わりに受診することはできますか

ご本人の状況により異なります。まずは受付までご相談ください。

  • 当院に通院されている患者様のご家族の場合
    受診していただけますが、あらかじめご本人の承諾を得たうえでご相談下さい。ご本人の同意がない場合は、ご家族のお話を伺うことはできますが、ご本人の病状についてはお話しできない部分が多いことをご了承下さい。
  • 当院に通院されていない患者様のご家族の場合
    お受けできません。

付き添いの人は、一緒に診察に入れますか

ご本人の希望があれば同席していただけます。ただし、診察時間は初診30分、再診5-7分となりますので、ご了承ください。

精神科に通っていますが、主治医が「どうすればいいか」を教えてくれません。

患者さんが一人で解決できないこと、困っていることの答えを一緒に探すのが精神科です。精神科医との対話や心理士とのカウンセリングなどを通して、患者さん自身が「どうすればいいか」ということに正しく気付いていくことが治療になります。精神科を受診したとしても、すぐに問題が解決するわけではありませんが、専門家と一緒にじっくりと問題に取り組んでいくことで、難しい問題も解決する日がくるはずです。

メールでの相談はできますか

当院ではメールでの相談はお受けしていません。診察の中でお話をお聞きし、一緒に対策を考えていきます。

【薬について】

診察を受けないと薬はもらえませんか

厚労省の指導により、診察をしないで処方することはできない決まりになっています。診察でご本人の症状や状態を確認した上で薬(院外処方箋)をお出ししています。

薬には副作用がありますか

薬である以上、副作用が全くないとは言い切れません。当院では期待される効果と起こりうる副作用についてご説明し、副作用を少なくするよう必要最小限の投薬を行っています。

睡眠薬など精神科の薬は「癖になる」と聞いたので心配です。

これまでに使用されていた多くの睡眠薬にはだんだん効かなくなる(耐性)、ないと不安になる(依存性)という性質がありました。
最近は依存性や耐性の弱いものが主流で、依存性の全くない薬剤も開発されています。
寝酒に頼ること、眠れない状態を放置することのほうが、危険な状態に陥る可能性が高いと考えられています。また眠れないということの背景にはうつなどの心の病気が隠れていることもあります。
医師の判断のもとで、睡眠薬は用法・用量をしっかりと守ること、状態に応じて適切な薬剤を使用すること、睡眠環境の見直しや不眠症の認知行動療法など薬物療法以外のアプローチも組み合わせることにより、安全でよりよい睡眠が確保できます。

服用中の薬をやめたい時はどうすればいいですか

まずは医師にご相談下さい。急に中断すると体調や気分に状態の悪化を来すことがありますので、ご自身の判断で服薬の中断はしないでください。

受診したら必ず薬を服用しなければなりませんか

必ずしも必要ではありません。診察を受けたことや日常生活を整えること、職場に環境調整を依頼することなどにより、症状が改善する方もいらっしゃいます。

漢方薬を出してもらえますか

状態や症状により、ご相談のうえお出ししています。

院内で薬はもらえますか

当院では院外処方となっています。院外処方箋を発行しますので、調剤薬局で薬をご購入ください。

【健康保険や費用について】

健康保険は使えますか

健康保険をお使いいただけます。初診時と毎月初めの診察に保険証をお持ち下さい。また、保険証を使いたくない場合は、自由診療とすることも可能です。(身分証明のため保険証または免許証をご提示いただいております。)

保険証を忘れるとどうなりますか

いったん自費診療となりますが、後日保険証が確認でき次第、差額をご返金いたします。 薬代に関しては薬局ごとの対応となりますので、薬局にお尋ね下さい。 (保険証を1ヶ月以上お持ちいただけない場合はご返金できなくなりますのでご注意ください。)

診察にはいくらかかりますか

20歳以上で3割負担の保険証をお持ち患者様は、診察と処方のみで初診の場合3500円程となります。また再診では1500円程です。血液検査や心理検査が必要な場合には検査料が追加されます。このほか薬局で薬代がかかります。
自立支援医療制度を利用した場合、診察、検査、薬剤費を含めて1割負担となります。(ご家庭の収入により月額の自己負担額に上限があります。)この制度が利用できるかについては医師までご相談下さい。

  • 20歳未満の方、時間外の場合は厚労省から定められた額の加算がつきます。
  • 診断書の発行には別途費用がかかります。

生活保護を受けていますが、受診できますか

当院は生活保護法指定医療機関となっており、受診していただくことは可能です。医療券が必要となりますので、役所の担当者の方にご相談ください。

クレジットカードは使えますか

申し訳ありませんが、クレジットカードは取扱っていません。